【ブリーチなしで出来るヘアカラー、ブリーチなしカラー】
↑お客様に見せていただく事が多いSNS投稿や画像です。

・ブリーチは傷む
・派手になり過ぎる
・金髪はいや
という方が「ブリーチなし」「ヘアカラー」等で検索した結果
【ブリーチなしで出来るヘアカラー】がたくさん出てくるようです。

ここで注意が必要な写真は、比較的はっきりした色(茶色く見えない色)の場合です。


・赤、青、緑、等の原色系
・濃いめのグレー系、アッシュ系
・蛍光系のネオンっぽい色

注意が必要な点として、
たしかに【ブリーチなし】かも知れませんが【ブリーチじゃないけど比較的明るいヘアカラー】を事前にしているかも知れません。
※ヘアカラーや白髪染めの一番明るい色等(9〜12レベル)

要は、
【ブリーチはしてないけど、何回か明るいカラーを繰り返したベースに染めている】か
【今回はブリーチしていないけど、以前はブリーチしていて、何か月後かに明るく色落ちしたベースに染めている】←こんなんはもう罠ですけど。

といったパターンです。

ちなみに、
ミルクティー・ホワイト系・シルバー系・白っぽい薄い色
↑これは必ずブリーチが必要です。


・結局、出来るのか?出来ないのか?

髪質や施術履歴にもよりますが、
【元々ヘアカラーを何度かしていて、なおかつベースが明るめ】
の方の場合は
ブリーチなしでも可能な色もあります。
ただ、ブリーチなしですと大なり小なりブラウン(地毛の色素)の色味が入るので透明感みたいなのは出にくいです。
例えば、絵の具でその色をご自身で作る場合、「白を混ぜるかどうか」を考えるとわかりやすいかもしれません。

濃いめの白髪染めやホームカラーをしていたり、カットだけしてきたバージン毛は
ベースの髪の毛の明るさや濃いヘアカラーを脱色(ブリーチ)して、希望色に必要なトーンまで明るくしなくてはいけません。
希望の色味にするには、回数を重ねて作っていく必要があります。
白髪ぼかしハイライト等も同じです。

【ブリーチなし】や【ワンカラー】といったメニューは
それぞれのお客様の髪の状態によりますので、出来るかどうかは実際に見てみないとわかりません。

それから、はっきりした色味は維持が大変なのでそれも考慮する必要があります。
色の持ちは
・薄い色味は2週間
・濃い色味は1ヶ月
程が目安です。
ホームケアも必須になります。

一度のご来店では難しいこともありますので、余裕を持って計画していきましょう^_^