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こんにちは、スタイリスト藤井です。

今回は縮毛矯正のお話です。

 

ごく稀にですが、
縮毛矯正をかけているお客様が「ストレートが”とれて”きちゃった」

と仰る事があります。

 

 

…なんとビックリの事実ですが

縮毛矯正は、ちゃんとかかっていれば一度かけたところは基本的にはそのままです。

 

 

”とれた”と感じる原因としましては、

①(これは、当たり前ですが)新しくクセの部分が伸びてきた。
伸びた部分のクセに負けて、ストレートをかけた毛先の部分がまとまらなくなってきます。
髪の長さや強度にもよりますが、3ヶ月から半年程が目安でしょうか。
腰以上のロングだと1年ほどもつこともあります。

②単純にかかりが弱い。
元々の髪のダメージが強い場合はこれに該当することがあります。
髪が傷み過ぎていると薬剤のパワーやアイロンの温度を下げなくてはいけませんので、
クセが残ってしまい、自宅でお手入れするとクセが出ることがあります。

③かかりすぎてしまい、チリチリになってクセかどうか判断がつかない。
弱い場合はかけなおせますが、かかりすぎると直すのはかなり難しいです。
ホームカラー(カラートリートメントやマスカラも含みます)や、
ブリーチした後の黒染め、デジタルパーマをかけている……等
面倒かも知れませんが、カウンセリング時にしっかり髪の履歴を伝えるのが大切です。

④かけた当日にシャンプーをして、半渇きや濡れたままにした。
もしくはピンやゴムなどで跡がついてしまった。
濡れたらしっかり乾かす事と、ヘアアレンジなどは控えた方が無難です。
(翌日からは大丈夫です)

⑤”とれた”というより”ダメージ”になってしまいますが、
毎日時間をかけてor高温でアイロンをしている。
髪はほとんどがタンパク質で出来ていますので、毎日高温で熱を通すと髪が「タンパク変性」を起こしてしまい、
硬くゴワゴワになってしまいます。
目安ですが、濡れた状態(濡れた状態でアイロンする方はいないと思いますが)だと60~70度前後、
乾いていても130~140度程度でも毎日なら少しづつダメージが進行してしまいます。

ストレートをかけた後のアイロンは低い温度で毛先にサッと軽く通すくらいが良いと思います。

 

※おまけ
ストレート液のコンディショニング成分が落ちた。(既にダメージがある場合は、かけたてから2・3日で手触りが少し変わります)
ストレートの薬剤にはもともとコンディショニング成分がはいっていることが多いです。
ですので、油分が過剰にならない様に、施術前後にはなるべく油分系のトリートメントは避けるのがおススメです。

縮毛矯正はデリケートな施術です。
よく担当スタイリストと相談してくださいね(^-^)

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

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