ドラッグストアの棚に並ぶヘアオイルとヘアミルク。
「なんとなくオイルを使っているけれど、ミルクと何が違うのだろう」と思いながら、いつも同じものを選んでいる方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、ヘアオイルとヘアミルクは、配合されている成分や使用感、仕上がりに違いがあります。
ただ、選ぶときに「自分の髪質なら絶対にオイル」「傷んでいるからミルク」というように、髪質だけで決める必要はありません。
大切なのは、今の髪の状態と、どんな仕上がりにしたいのかです。
今回は、ヘアオイルとヘアミルクの違いから、つける量や場所、使いすぎによる注意点まで、素髪をきれいに保つための考え方をご紹介します。
名古屋・岩塚の美容室エヌドファイブが、毎日のヘアケアで迷いやすいポイントを整理していきます。
ヘアオイルとヘアミルクは何が違う?
大きく分けると、違いは3つあります。
① 成分の違い|油分が多いか、水分と油分を含むか
ヘアオイルは、その名前のとおり油性の成分を中心につくられています。髪になじませることで表面をなめらかにし、パサつきや広がりを抑えたり、髪同士の摩擦を減らしたりするのが得意です。
一方、ヘアミルクは水分と油分の両方を含んだ乳液状のものが多く、オイルよりも軽くなじませやすいものがあります。そのため、乾燥してパサついた髪にうるおい感を出したいときや、髪をやわらかくまとめたいときに使いやすいタイプです。
ただし、ここは少し注意が必要です。
「オイルは表面だけ」「ミルクは髪の内部」というように、すべての商品をきれいに分けられるわけではありません。
配合されている成分は商品によって違うため、ヘアオイルだからこう、ヘアミルクだからこう、と決めつけないほうがいいと思います。
② 使用感の違い|さらっと仕上げたいか、しっとりまとめたいか
ヘアオイルは、髪の表面をなめらかにしてくれるため、ツヤを出したり、毛先のパサつきを抑えたりするのに向いています。
乾かしたあとの髪を触ったときに、指通りをよくしたい。
そんな方には使いやすいアイテムです。
ヘアミルクは、オイルよりも水分を含んだやわらかな質感のものが多く、髪をしっとりまとめたいときに向いています。
特に、乾燥して髪が硬く感じるときや、自然なまとまりがほしいときには使いやすいと思います。
ただし、ここでも大切なのは商品そのものの特徴を見ることです。
「オイルだから重い」「ミルクだから軽い」とは限りません。
③ 仕上がりの違い|ツヤ・指通り・まとまり
ヘアオイルとヘアミルクを選ぶときは、難しく考えすぎなくても大丈夫です。
たとえば、
・ツヤを出したい
・毛先のパサつきを抑えたい
・指通りをなめらかにしたい
という場合は、オイルが使いやすいことがあります。
一方、
・髪をやわらかくまとめたい
・乾燥した感じを抑えたい
・しっとりした質感にしたい
という場合は、ミルクが使いやすいことがあります。
どちらが優れているという話ではなく、今の髪に何を求めるかで選ぶことが大切です。
「髪質だけ」で決めなくても大丈夫です
ヘアケアについて調べていると、
「細い髪にはオイル」
「太い髪にはミルク」
「くせ毛には○○」
など、髪質別の選び方を目にすることがあります。
もちろん、髪質は選ぶときの参考になります。
ただ、実際の髪はそれだけでは決まりません。
同じ人でも、
・カラーを繰り返している
・毛先だけ傷んでいる
・季節によって乾燥している
・湿気で広がりやすい
・毎日のアイロンで毛先が硬くなっている
など、髪の状態は変わります。
だからこそ、「私は細毛だから絶対にオイル」と決めるよりも、「今の髪をどういう状態に見せたいのか」を考えて選んだほうが失敗しにくいと思います。
迷ったときは「朝の髪」を思い出してみる
選び方に迷ったら、朝の髪を思い出してみてください。
朝起きたときに、
「毛先がパサパサしている」
「広がってまとまらない」
「指通りが悪い」
「髪が硬く感じる」
など、どこが気になるのかを確認します。
そのうえで、
ツヤや指通りを整えたいならオイル。
やわらかさやまとまりを出したいならミルク。
というように考えると選びやすくなります。
つけ方は「量」よりも「場所」が大切です
ヘアオイルやヘアミルクを使うときに、意外と多いのが「つける場所」の間違いです。
基本的には、中間から毛先を中心に使います。
特に乾燥しやすく、ダメージが蓄積しやすいのは毛先です。
そのため、
① タオルドライした髪に適量をつける
↓
② 手のひらによく伸ばしてから、中間〜毛先になじませる
↓
③ 毛先を中心に、足りないところだけ少量追加する
このくらいシンプルに考えて大丈夫です。
ポイントは、いきなり髪につけるのではなく、まず手のひら全体に薄く伸ばすこと。
そうすると一部分だけにたくさんついてしまうのを防ぎやすくなります。
根元にはつけすぎない
もうひとつ気をつけたいのが、根元です。
頭皮に近い部分は、もともと皮脂の影響を受けやすい場所です。そこにオイルやミルクをたくさんつけると、髪がペタッとしたり、重たく見えたりすることがあります。根元付近まで使いたい場合でも、手に残ったごく少量を表面になじませるくらいから試してみてください。
「毛先にはしっかり、根元には控えめ」
これだけでも仕上がりはかなり変わります。
「たくさんつければ髪がきれいになる」わけではありません
ヘアケアで大切にしてほしいのが、ここです。
ヘアオイルやヘアミルクは、つけた瞬間に髪の手触りをよくしてくれます。
そのため、「もっとつけたら、もっときれいになるのでは?」と思ってしまうことがあります。
しかし、必要以上につければいいわけではありません。
「ケアしているのに、髪が重い」
「洗ってもすっきりしない」
「以前よりベタつくようになった」
という場合は、使う量が多すぎたり、髪にいろいろなものを重ねすぎたりしている可能性があります。
髪をきれいに見せるために使っているものが、逆に髪の軽さや自然なツヤを邪魔してしまうこともあります。
以前の記事でも、髪にトリートメント成分などが蓄積して重たく感じる「皮膜毛」についてご紹介しています。
トリートメントでギトギトな髪…【皮膜毛】【ビルドアップ】とは?
「最近、髪が重い気がする」という方は、こちらも参考にしてみてください。
オイルとミルク、両方使ってもいい?
「オイルとミルクは一緒に使ってもいいですか?」という質問もよくあります。
もちろん、商品によっては組み合わせて使うこともできます。ただ、最初から両方をたっぷり使う必要はありません。まずはどちらか一つを使ってみて、それで足りない部分があるなら少量ずつ追加するくらいで十分です。
特に、ミルクをつけたあとにオイルを重ねる場合は、それぞれの量を少なめにしてください。
大切なのは、たくさんのアイテムを使うことではありません。
今の髪に必要なものを、必要な量だけ使うこと。
これが素髪をきれいに保つためには大切だと思います。
なお、今回お話ししているのは主に、お風呂上がりの濡れた髪に使う「洗い流さないタイプ」についてです。
ヘアオイルの中には、乾いた髪のスタイリングや仕上げを目的としたものもあります。
商品によって使い方が違いますので、使用する際はお手持ちの商品の表示も確認してください。
朝のスタイリング剤については、こちらの記事も参考にしてください。
季節が変わったら、ヘアケアも見直してみる
髪の状態は、一年を通して同じではありません。夏は紫外線や汗、皮脂などの影響を受けやすく、秋になると乾燥や絡まりが気になってくることがあります。
そのため、
「今まで使っていたオイルが重く感じる」
「以前より毛先が乾燥する」
「同じ量を使っているのにまとまらない」
ということがあっても不思議ではありません。
そんなときは、いきなり新しい商品を何種類も買い足すのではなく、まずは今使っているものの量やつける場所を見直してみるのもひとつの方法です。
夏のダメージを秋に持ち越さないためのケアについては、
こちらで詳しくご紹介しています。
また、ロングヘアのツヤを保ちたい方はこちらも参考にしてください。
まとめ|大切なのは「何を使うか」だけではありません
ヘアオイルとヘアミルクには、それぞれ特徴があります。
ただ、「オイルとミルクのどちらがいいか」という二択で考える必要はありません。
今の髪の状態に何が必要なのか。
どんな質感に仕上げたいのか。
そして、必要な量だけ使えているか。
この3つを考えることが、毎日のヘアケアでは大切です。
髪をきれいにするために、たくさんのものをつける必要はありません。
自分の髪の状態を見ながら、必要なものを必要なだけ使う。
それが、エヌドファイブが考える「素髪をきれいに保つケア」です。
自分の髪に合うものが分からないときは
いちばん確実なのは、実際に髪を触っている担当者に聞いてしまうことです。今の髪の状態と、いつも使っているもの、そして「朝どうなっていてほしいか」をお伝えいただければ、どちらのタイプが合いそうかをその場でご提案できます。
エヌドファイブでは薬剤や製品を厳選してご用意しており、施術のあとに「これは合いそうです」とお伝えすることもあります。表面をコーティングして手ざわりだけを整えるのではなく、髪そのものの状態から考えるのが当店の基本です。もしお使いいただいて合わないと感じたときも、遠慮なくお声がけください。平日は23時まで営業していますので(最終受付は22時)、お仕事帰りにゆっくりご相談いただけます。名古屋市中村区岩塚、地下鉄東山線「岩塚駅」からすぐです。
名古屋・岩塚の美容室エヌドファイブ

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