いつもエヌドファイブをご利用いただき、ありがとうございます。
スタイリスト藤井です。
初夏、湿気で髪がうねりだした方も多いのではないでしょうか?
縮毛矯正でのご予約が増える季節です。
「縮毛矯正、トリートメントはした方がいいですか?」
【結論】
(電子トリートメントは)した方がいいです。
というのも、縮毛矯正(ストレートパーマ他)は
かけると髪がサラサラになり、髪が傷んでいない様に感じますが……
実際はヘアカラーやパーマ等よりも髪に負担がかかる施術です。
↑こう見えて、ダメージ有り
縮毛矯正の簡単な仕組みとしては
髪の結合を切る(1液)→髪を熱でまっすぐに焼き固める(アイロン)→髪の再結合(2液)
といったものですね。
※難しい事は省いています。
生卵を一度フライパンで焼いた後は固体になり、元には戻らないのと同じで
施術前と後では髪の性質が変わります。
縮毛矯正は、髪のたんぱく質を焼き固めて髪の形状を変えているので
通常の髪より髪の水分保持力が下がり、ダメージも出やすくなります。
そのまま何もお手入れをしないと、手触りとしては「ゴワゴワ・パサパサ」になりやすくなります。
縮毛矯正の際は電子トリートメントを使って、髪になるべく負担をかけないのが理想です。
電子トリートメントストレートの良いところは
・施術前に水分をたくさん与えて、乾燥しやすい部分の不必要なダメージを防ぐ
・薬の過剰反応を抑える
・アルカリや酸性に傾いた髪のphをなるべく(施術中に)元に近づける
・アイロン時に髪に水分を残す
・硬くなりやすい矯正毛をしなやかに保つ
…等の効果があります。
アフタートリートメントや油分系のトリートメントは、傷んだ後に使ってもその場しのぎな事が多いので
施術の際に「なるべく傷まない様に&傷む前に」電子トリートメントを使ってあげるのが最善なのです。
よく言う【トリートメントのもち】とはまた違ったものですね。
※トリートメントストレートや髪質改善等だと、「〇〇日までもちますよ」と言われることが多いと思います。
電子トリートメントでの施術は、よくあるツルツル系のコーティングトリートメントとは違いますので
「トリートメントなしでも別に変わらない」と思いがちですが、
上記の様に「髪を傷ませない」という、大切な役目があります。
プラス、縮毛矯正の場合は施術前より髪に硬さが出やすくなりますので
電子トリートメントを使うことによって、しなやかさがキープされやすくなります。
特に、
・3ヵ月ほどで縮毛矯正をかける方
・ホームカラーやヘアカラーをしている方
・毎日アイロンを使う方
・綺麗に髪を伸ばしたい方
・なるべく傷ませたくない方
当てはまる方は「縮毛矯正&トリートメント」コースでのご予約がおすすめです(^^)
プラス、ご自宅でのホームケア・水分補給に電子トリートメントを使えば完璧ですよ◎