ご存知の方も多いかもしれませんが、
今回はトリートメントより大切なシャンプー選びのポイントを説明します。

 

そもそも、なぜシャンプー選びが大切かと言いますと
ヘアケアにおいては(スキンケアも同じかと思います)
『どのようなものや方法で汚れを落とすか』が重要だからなのです。

 

髪が傷む原因として

①縮毛矯正やパーマ、ヘアカラーの影響
②紫外線や静電気
③ドライヤーや毎日のヘアアイロン・コテ

等をよく耳にするかと思いますが

 

実は、毎日お使いのシャンプーもその一つだからなのです。

 

 

「シャンプーで髪が傷むなんてそんなバカな。」

 

皆さんそう思うかもしれません。
ですが、きちんとした洗浄成分の製品を使わない限りこれは事実なのです。

 

これは台所洗剤などに置き換えて考えてみると、わかりやすいと思います。

お肌の弱い方は特に、食器の洗い物などの洗剤を使用する水仕事をしていると
だんだん手がカサカサになってきて最後にはヒビやアカギレなんかになってしまいますね。
これは、洗剤の洗浄成分で肌に必要な油分や水分まで取られ過ぎて乾燥してしまうのが原因と言うことはご存知だと思います。
そこで手が乾燥した場合、ハンドクリームなどを使って乾燥を予防・保護すると思いますが、
これが髪の毛でいうところの、シャンプー後のトリートメントにあたります。

髪に置き換えると「トリートメントが必要」という事はつまり、
シャンプーを使ったことにより髪のコンディションが悪くなってしまっている…と言うことになりますね。

ここで、本当に手肌の荒れが気になっている方は
もしドラッグストアなどに
『お肌の弱い方用!敏感肌でも安心の手肌に優しい台所洗剤』
なるものがあった場合、絶対そちらを選んでみると思います。
本当に悩んでいれば。
洗顔などでも、乾燥肌やつっぱりやすい方はマイルドなタイプを選んだりしませんか?
ヘアケアも、この流れとおんなじなんですね。

 

CMなどでも、トリートメント、トリートメントとやっていますが…

まず、シャンプーから変えないと本当にいい状態にはなりません。

 

見分けるポイントは色々ありますが、まずはここからという方法を一つ紹介します。

シャンプーボトルの裏の成分表。
「水」の次に、「ラウリル硫酸Na」や「ラウレス硫酸Na」と書いてありましたら、これは、洗浄力が強めのシャンプーと考えて間違いありません。
3~4番目に書いてあっても同じです。髪のダメージを気にされていたり、パサつきなどが気になる方は避けた方が良いでしょう(^^;)

 

良いシャンプー選びは、求める仕上がりや使用感の好みなどもあって、
細かい所を突き詰めるともっと難しいのですが…

おすすめは
アミノ酸系の洗浄成分でできているシャンプーです。

・ココイルグルタミン酸
・ココイルアラニン

などの

メチルアラニン
メチルタウリン
ココイル
ベタイン
グルタミン酸

が組み合わせてあるシャンプーが理想です。

(ただし組み合わせにラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naなどがあるとあまり良くないです)

髪の主成分のタンパク質と同質のアミノ酸系の洗浄成分を使うことで、髪の負担をかなり減らすことが出来ます。

 

 

ただし洗浄力もマイルドですので、
慣れるまでは泡立ちやさっぱり感は感じにくいかも知れません。

 

洗い流さないトリートメントやスタイリング剤などを使用している方は、
軽めに二度洗いがお勧めですよ^_^

 

 

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