こんにちは、スタイリスト藤井です。
そろそろ冬休みですね。
「普段は駄目だけど冬休みだけカラーしちゃおうかな…！」
て方、多いと思います。
さて…休み明けはどうしましょう…？
校則や実習、就活。
黒染め、しちゃいますよね。
そこまでは凄く困る事ではないのです。
「黒染めしたまま」で良ければ…
問題は、”そこから明るくしたい”
って時です。
段階別に
①最初のカラーも黒染めもサロンで
②最初のカラーはサロンで、黒染めは自分で
③最初のカラーは自分で、黒染めはサロンで
④最初のカラーも黒染めも自分で
①は後に明るくするかどうかを美容師さんと相談する事が多いと思います。
プロが施術するのでムラもほぼなく、薬剤も黒染め後に明るくしやすい選択をされると思います。
②③は自分でやる部分がありますね。
ここはムラになりやすいところが必ず出てきます。
④は美容師さんが冷や汗をかくパターンです。なんの薬剤を使用したかも一切わからず塗りムラもバラバラ。
この②③④はほぼムラになる事を想定して下さい。
黒染め、塗れば黒くなりますし簡単です。
でも地毛の黒より強いんです。
市販の物は特に…そんな黒にカラーを重ねてもなんの変化もありません。
（実際は変化しているのかも知れませんが、見た感じはわかりにくいと思います）
明るくしたければ”ブリーチ”をする事になります。
黒染めも、ついでに自毛のメラニンもひっぺがす薬です。かなり強いです。髪の毛バサバサに傷みます(T_T)
それから、人間の髪の毛の黒を作るメラニンというものは
簡単に言うと、黒→赤→オレンジ→黄色→白
という順番で抜けていきます。
黒染め（1～3トーン）は黒に近づける為にこの赤やオレンジの色素が強いです。
黒染め後の
アッシュやグレー系のカラーはこの色味と真逆なので結構難しいと思ってください。
↑こういうカラーは元々9～10トーン以上のベースがないと色味や透明感等は出にくいんですね。。
全てサロンで施術した場合、少し明るく（7～8トーンのブラウンに）するのはそんなに難しくはないです(^-^)
髪の毛も1度薬をつければ変化してしまいます。
カラーをする度に生まれ変わるものではありません。
画用紙に色を塗って、上からどんどん違う色を重ねても、濁っていくことが多いですよね。
よく計画して(出来ればサロンで美容師さんと相談して)カラーリングする事をお勧めします！！
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